デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸田杜芳」の解説 岸田杜芳 きしだ-とほう ?-1788 江戸時代中期の戯作(げさく)者,狂歌師。江戸芝神明前にすむ表具師。天明のころ,歌舞伎色のこい黄表紙「通増安宅関(とおりますあたかのせき)」「仮名手本不通人蔵(ふつうじんぐら)」などをかく。狂歌は万象亭(まんぞうてい)(桂川甫粲(ほさん))の連に属し,狂文を得意とした。天明8年死去。通称は豊治郎。狂号は言葉綾知(ことばの-あやち)。戯作者名は別に桜川杜芳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by