改訂新版 世界大百科事典 「島左近」の意味・わかりやすい解説 島左近 (しまさこん)生没年:?-1600(慶長5) 織豊政権期の武将。名は清興。勝猛,友之とする書もある。筒井氏に属していたが,のち,石田三成の股肱(ここう)の臣となる。〈治部少に過ぎたるものが二つあり,島の左近と佐和山の城〉の落首は著名である。1592年(文禄1)朝鮮に出兵。1600年9月の関ヶ原の戦には,14日の徳川家康到着に動揺する西軍を鼓舞するため先鋒中村一栄,有馬豊氏の軍をさんざんに破った。翌15日の決戦には,三成の前衛の指揮をとり勇戦力闘のうちに戦死した。執筆者:高木 傭太郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島左近」の解説 島左近 しま-さこん ⇒島清興(しま-きよおき) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by