デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島村鼎甫」の解説 島村鼎甫 しまむら-ていほ 1830-1881 幕末-明治時代の医学者。天保(てんぽう)元年生まれ。大坂の後藤松陰,緒方洪庵(こうあん),京都の赤沢寛甫,江戸の伊東玄朴にまなぶ。文久2年(1862)幕府の医学所教官となる。維新後,大学東校の少博士,中教授をつとめた。明治14年2月25日死去。52歳。備前(岡山県)出身。本姓は津下(つげ)。名は別に鼎。字(あざな)は鉉仲。通称は貞蔵。号は柴軒。訳書に「生理発蒙」「創痍新説」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例