島田浅野(読み)しまだ あさの

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島田浅野」の解説

島田浅野 しまだ-あさの

1817-1861 江戸時代後期の女性
文化14年生まれ。美作(みまさか)(岡山県)勝山藩士の娘。おさなくして孤児となり,のち島田馬之丞と結婚。夫が病弱のため娘とともに農業にはげむが,妻子の苦労をみかねて夫が罪をおかす。夫にかわって入獄することを郡役人にねがうがゆるされず,文久元年娘とともに自刃(じじん)。45歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android