デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「崎村常雄」の解説 崎村常雄 さきむら-つねお 1846-1878 幕末-明治時代の武士,自由民権運動家。弘化(こうか)3年生まれ。肥後熊本藩士。藩校時習館にまなび,藩の探索方として京坂で活動。維新後は宮崎八郎らと熊本に植木学校を創設し,民権思想を説く。西南戦争で協同隊結成にくわわらなかったが,平川惟一(いいち)の戦死後は隊を指揮。西郷軍の解散で同志とともに降伏,明治11年5月7日獄死した。33歳。異名は張子房。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例