デジタル大辞泉
「嵩高」の意味・読み・例文・類語
かさ‐だか【×嵩高】
[形動][文][ナリ]
1 分量や体積が大きいさま。かさばるさま。「嵩高な荷物」
2 高圧的で横柄なさま。「嵩高な口のきき方」
3 大げさなさま。
「お庄は余り―なような気がして」〈秋声・足迹〉
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かさ‐だか【嵩高】
〘形動〙
※
義経記(室町中か)七「
判官をば下種
(げす)山伏に作りなし、二挺の笈
(おひ)をかさだかに持たせ奉り」
② 人を見下して頭からおさえつけるような
態度をとるさま。高圧的で無礼なさま。高飛車。威丈高
(いたけだか)。⇔
嵩低(かさびく)。
※虎寛本狂言・米市(室町末‐近世初)「云せて置ば、かさ高なことをおしゃる」
③ 大げさなさま。たいそうなさま。
※雑俳・馬たらひ(1700)「かさたかに言いなす
御所の蠅一つ」
かさ‐だか・し【嵩高】
〘形ク〙
① 分量、容積、数などが大きい。かさばっている。
※浮世草子・新色五巻書(1698)三「只ならぬ身の月かさなるに、おなか彌々かさ高(ダカ)く」
② 人を見下して頭からおさえつけるような態度である。高圧的である。高飛車である。
③ 大げさである。ぎょうぎょうしい。
※雑俳・不二の
高根(1725)「かけるなぞ・おとかさだかき俄あめ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報