川原町口遺跡(読み)かわらまちぐちいせき

日本歴史地名大系 「川原町口遺跡」の解説

川原町口遺跡
かわらまちぐちいせき

[現在地名]会津若松市湯川町

東から西へ流れる川が形成した河岸段丘上に立地し、現在の会津若松市立第三中学校の地にあたる。昭和二六年(一九五一)頃に学校の砂場を造るため当時の若松四中の校庭を掘ったところ、多量の弥生土器が出土した。弥生時代中期後半の代表的な資料として標式遺跡となった。昭和六〇年から四年間にわたり、若松四中移転後、若松三中の校舎建築に伴い発掘調査が行われ、長方形で上に土器を副葬した土壙墓が二三基検出され、墓地であることが判明した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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