州牧(読み)しゅうぼく

精選版 日本国語大辞典 「州牧」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぼくシウ‥【州牧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「牧」は人民を養うの意 ) 州の長官地方の長官。また、諸侯
    1. [初出の実例]「其所経歴之孝廉茂才、廷尉憲台。皆是可州牧之挙之地也」(出典本朝文粋(1060頃)六・申備中介状〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔書経‐周官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「州牧」の読み・字形・画数・意味

【州牧】しゆう(しう)ぼく

州の長官。〔書、周官〕、古に稽(かんが)へ、官をつること惟(こ)れ百。に百揆四岳り、外に州牧侯伯り。庶惟れ和し、國咸(み)な(やす)し。夏・の官は倍するも、亦た克(よ)く用て乂(をさ)まる。

字通「州」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android