デジタル大辞泉 「左の方」の意味・読み・例文・類語 ひだり‐の‐かた【左の方】 1 二分したときの左側。また、左の組。2 相撲すまいの節せちで、相撲人を左右に分けたときの左方。今の東方ひがしかた。「―にも右の方にも負くる事なかりければ」〈今昔・二三・二三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「左の方」の意味・読み・例文・類語 ひだり【左】 の 方(かた) ① 左の方。また、ひだりがわ。二分して左右としたときの左の方。左方。[初出の実例]「左のかたは典侍」(出典:三条西家本天徳四年内裏歌合(960))② 特に中古、相撲(すまい)の節に、諸国から選出された相撲人を左右に分かった、その左方。今の東方(ひがしかた)に当たる。[初出の実例]「左の方にも右の方にも負くる事无かりければ」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例