差入れる(読み)サシイレル

デジタル大辞泉 「差入れる」の意味・読み・例文・類語

さし‐い・れる【差(し)入れる】

[動ラ下一][文]さしい・る[ラ下二]
中へ入れる。「懐に手を―・れる」
差し入れ23をする。「弁当を―・れる」
[類語]挟む挟み込む挟み入れる差し込む挿入する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差入れる」の意味・読み・例文・類語

さし‐い・れる【差入・挿入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]さしい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 )
  2. 中へ入れる。入れ込む。物の間にはさみ込む。挿入(そうにゅう)する。
    1. [初出の実例]「つばくらめの巣に手をさし入させてさぐるに」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  3. 差入(さしいれ)をする。
    1. [初出の実例]「此の手巾(てぬぐひ)は、〈略〉松田某より差入れ呉れたるものなるが」(出典雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)

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