市之川鉱山(読み)いちのかわこうざん

最新 地学事典 「市之川鉱山」の解説

いちのかわこうざん
市之川鉱山

Ichinokawa mine

愛媛県西条市市之川にあるアンチモン鉱山。輝安鉱の美晶を産出したことで世界的に有名。1630年発見。最盛期(1882~97)には年産平均Sb量900t, 1957年休山。発見以来の総産出金属量19,000t。付近は中央構造線より北に白亜系の和泉層群,それより南は石墨片岩を主とする三波川結晶片岩と結晶片岩礫からなる市之川礫岩層が分布鉱床は結晶片岩と礫岩層を切る断層に沿う輝安鉱-石英脈で,緩傾斜の横群,急傾斜の縦群が1.3km×0.8kmの範囲に数条分布,走向は東西方向が主。鉱石鉱物は輝安鉱,少量の黄鉄鉱硫砒鉄鉱,脈石は石英のほか少量の方解石。富鉱部は落合直りの傾向をもち西落しが普通。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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