デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川方静」の解説 市川方静 いちかわ-ほうせい 1834-1903 幕末-明治時代の和算家,測量家。天保(てんぽう)5年10月24日生まれ。陸奥(むつ)白河藩(福島県)藩士。最上(さいじょう)流の算学をまなび,測量術・天文学をおさめる。安政5年測量器「調方儀」を考案。維新後,師範学校や県庁につとめ,測量器の改良をかさねて明治19年「方静儀」を製作。のち郷里白河で塾をひらいた。明治36年11月28日死去。70歳。通称は運八郎。号は不求庵,律襲斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例