20世紀日本人名事典 「市川衛」の解説 市川 衛イチカワ マモリ 昭和期の動物学者 元・甲南大学学長。 生年明治36(1903)年9月20日 没年昭和46(1971)年8月25日 出生地愛知県豊橋市杉山町 学歴〔年〕京都帝大動物学科〔昭和4年〕卒 学位〔年〕理学博士〔昭和12年〕 経歴甲南高校教授から京都帝大教授、甲南大学教授を経て甲南大学長となった。昭和12年「両棲類ノ外胚葉系中胚葉、特二其ノ軟骨形成ニ関スル実験」で理学博士。両棲類、昆虫など内臓骨格の発生、変態における脳ホルモンの作用について研究。著書に実験形態学に関する「実験発生学」(上下)、「発生の原理」があり、また「蛙学」「基礎発生学概論」、「脊椎動物発生学」(共著)、「図解動物学」(共著)などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川衛」の解説 市川衛 いちかわ-まもり 1903-1971 昭和時代の動物学者。明治36年9月20日生まれ。昭和19年母校京都帝大の教授となる。のち甲南大教授,同大学長をつとめた。動物発生学,とくに両生類の発生や昆虫の変態における脳ホルモン作用の研究などで知られる。日本発生学会会長。昭和46年8月25日死去。67歳。愛知県出身。著作に「実験発生学」「発生の原理」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by