布勢村(読み)ふせむら

日本歴史地名大系 「布勢村」の解説

布勢村
ふせむら

[現在地名]鳥取市布勢・湖山町南(こやまちようみなみ)三丁目

足山(たりやま)村の南西にあり、西は湖山(こやま)池に面する。同池に接して東に開いた馬蹄形を呈する卯(う)山があり、集落はその北東山麓にある。「和名抄」記載の高草郡布勢郷の遺称地。室町時代には因幡国守護山名氏の守護所が置かれた。

慶長一〇年(一六〇五)の気多郡高草郡郷帳に「布施・甲山」とあり、高一千二二六石余、田一一二町余・圃一二町一反余、物成一千石。正保国絵図・正保郷帳には布施村と記されていたというが、元禄国絵図・元禄郷帳作成の際正式表記を布勢村と改めた(元禄一四年「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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