常是宝(読み)ジョウゼホウ

デジタル大辞泉 「常是宝」の意味・読み・例文・類語

じょうぜ‐ほう〔ジヤウゼ‐〕【常是宝】

江戸時代銀座で鋳造した銀貨幣の称。「常是」「宝」の極印が打たれたところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「常是宝」の意味・読み・例文・類語

じょうぜ‐ほうジャウゼ‥【常是宝】

  1. 〘 名詞 〙 大黒常是幕府から命ぜられて鋳造した銀貨丁銀豆板銀に常是および宝などの極印があるのでいう。一分銀二朱銀などの銀貨幣一般についていう場合もある。
    1. [初出の実例]「遣手のよしめにも、常是宝(ジャウゼホウ)といふものを大分取らせしゆへ」(出典浮世草子好色万金丹(1694)一)

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