干割れ(読み)ヒワレ(その他表記)desiccation crack, mark, sun crack

デジタル大辞泉 「干割れ」の意味・読み・例文・類語

ひ‐われ【干割れ/日割れ】

乾きすぎて、ひびが入ったり、割れたりすること。また、その割れ目。「―のした鏡餅かがみもち
木材樹木などが、日光直射温度差により縦に裂けること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「干割れ」の意味・読み・例文・類語

ひ‐われ【干割・日割】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かわきすぎて、ひびがはいったり、割れ目ができたりすること。また、その割れ目。
    1. [初出の実例]「もち月もかくるは日々の日われ哉〈卜琴〉」(出典:俳諧・続連珠(1676)秋上)
  3. 晩冬または早春に、昼夜の温度差が激しい時、樹木が幹に沿って縦に割れ裂けること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「干割れ」の解説

干割れ

干潟湿地に堆積した均質な泥が日に照されて乾燥する際に,泥の堆積減少による収縮によって生じる多角形の割れ目をいう.mud crackのこと.乾燥亀裂乾裂,と同義

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android