平侍(読み)ヒラザムライ

デジタル大辞泉 「平侍」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ざむらい〔‐ざむらひ〕【平侍】

《「ひらさぶらい」とも》特別の地位階級のない、身分の低い侍。

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精選版 日本国語大辞典 「平侍」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ざむらい‥ざむらひ【平侍・平士】

  1. 〘 名詞 〙 普通の侍。官位の低い武士。ひらさぶらい。ひら。
    1. [初出の実例]「加番は各物頭五人、徒目付(かちめつけ)六人平士(ヒラザムラヒ)九人」(出典大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉一〇)

ひら‐さぶらい‥さぶらひ【平侍・平士】

  1. 〘 名詞 〙ひらざむらい(平侍)
    1. [初出の実例]「四品以下の平(ヒラ)侍武士なんど」(出典:太平記(14C後)二六)

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