徒目付(読み)カチメツケ

デジタル大辞泉 「徒目付」の意味・読み・例文・類語

かち‐めつけ【徒目付】

江戸幕府職名目付指揮もとに江戸城内の宿直、大名登城の監察、幕府諸役人の執務内偵などに当たった。徒横目かちよこめ。おかちめつけ。

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精選版 日本国語大辞典 「徒目付」の意味・読み・例文・類語

かち‐めつけ【徒目付】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の職名。目付の支配に属し、江戸城内の宿直、大名登城のとき玄関の取り締まり、評定所伝奏屋敷、紅葉山および遠国への出役、ならびに幕府諸役人の公務執行状況の内偵にあたり、裁判検使拷問(ごうもん)刑罰の執行にも立ち会った。百俵、五人扶持(ぶち)。約六〇人。徒横目。おかちめつけ。〔吏徴(1845)〕

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