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加番 カバン

デジタル大辞泉の解説

か‐ばん【加番】

江戸幕府の職名。城番を加勢して城の警備に任じたもの。大坂加番と駿府(すんぷ)加番があり、ともに老中の支配に属した。

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大辞林 第三版の解説

かばん【加番】

江戸幕府の職名。人数不足の時、大坂定番じようばん・駿府定番を助けて城を警備した者。 → 定番

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世界大百科事典内の加番の言及

【加番・加役】より

…正規の勤番に加勢して城郭などを警備する者を加番という。江戸幕府では大坂城と駿府城とに城代,定番,在番に添えて加番が置かれた。…

【城番】より

…城番は城により人数に多少があり,臨時の砦などには城代を置かず,城番のみ配置されることもあった。一定期間交替せず警備に当たる城番を〈定番(じようばん)〉,城番が不足のときそれをたすけるものを〈加番(かばん)〉といった。【根岸 茂夫】。…

【役高】より

…例えば1681年(天和1)越後高田城の請取役を命じられた表高(領知朱印高)10万石の越中富山藩主前田正甫(まさとし)は7万石の役高で勤めるよう指示され,105人分の扶持米を受け取っている。また毎年交代で大坂城を守衛する大坂加番役の場合,はじめは大名の領知高に応じて役高が決められていたが,1746年(延享3)に四つの部署ごとに役高が定められ,合計6万5000石に固定された。加番大名には役高の四つ物成(よつものなり)(4割)の合力米が支給されていた。…

※「加番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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