日本歴史地名大系 「平方遺跡」の解説
平方遺跡
へいほういせき
弥生時代の遺跡は平坦面に竪穴住居跡三棟・掘立柱建物跡一棟・長方形住居状遺構一基とピット、谷部では竪穴住居跡四棟・段状遺構一基が確認された。竪穴住居跡は平坦面の第一号と第七号住居が円形で、その他の五棟は隅丸方形である。円形住居跡は直径六―九メートルで、二―四回の建替えが認められる。隅丸方形住居跡は一辺四―七メートルで、谷部の住居跡は規模が小さい。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報