平津戸村(読み)ひらつとむら

日本歴史地名大系 「平津戸村」の解説

平津戸村
ひらつとむら

[現在地名]川井村平津戸

閉伊川上流川内かわうち村の南西に位置する。南は早池峰はやちね山から高檜たかび山に至る早池峰尾根がそびえ、ほぼ中央を閉伊川が渓谷をぬって東流する山村閉伊街道が通る。慶長五年(一六〇〇)南部利直から門馬かどま村・川内村などとともに楢山氏に知行地として与えられたものと思われる。天和元年(一六八一)には小高のため伝馬役を勤めることが困難なことを理由に蔵入地となり、年貢免除無役高となる(沢田文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android