精選版 日本国語大辞典 「平衡嚢」の意味・読み・例文・類語 へいこう‐のうヘイカウナウ【平衡嚢】 〘 名詞 〙 無脊椎動物の平衡器官の一つ。外胚葉の陥入によってできた小胞。胞壁の内面に感覚毛があり、その上面に一個または一塊の平衡石がある。平衡石が特定の感覚毛を刺激することにより平衡感覚を生ずる。脊椎動物内耳の前庭器と同様の機能をもつと考えられている。平衡胞。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例