コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

陥入 カンニュウ

デジタル大辞泉の解説

かん‐にゅう〔‐ニフ〕【陥入】

[名](スル)
落ち込むこと。くぼむこと。「路面が陥入する」
初期発生の段階で、上皮細胞層の一部が内側へ向かってくぼみこむ現象。嚢胚(のうはい)形成の際に、胞胚期の細胞の一部が内部に折り込まれ、原腸が生じるときなどにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かんにゅう【陥入】

( 名 ) スル
おちいること。はまりこむこと。
主に動物の初期発生において、囊胚のうはい形成の際に胞胚期の細胞の一部が内部に折り畳まれる形式をいう。これにより原口が形成され、陥入した部分が内胚葉と中胚葉とになる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の陥入の言及

【形態形成】より

…このような変化がしだいに植物極側におよんでいく。一般に陥入invaginationと呼ばれるこのような過程は,胚葉形成をおこなうすべての動物胚に普遍的であるといってよい。胚葉形成は動物個体の発生過程での最初の形態形成運動といわれるが,これが成立するには細胞の接着性や運動性の発現がきわめて重要な要素をなしている。…

※「陥入」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

陥入の関連キーワードフォークト(Walther Vogt)人工爪(スカルプチュアネイル)小脳テント切痕ヘルニアミクロオートファジーエンドサイトーシスサメハダホシムシW. フォークト大後頭孔ヘルニアイケダホシムシスジホシムシボルボックスジンガサウニピレノイドキロモナス嚢虫・囊虫胚域分化外分泌腺雌性発生軟体動物原腸形成

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android