デジタル大辞泉 「本金」の意味・読み・例文・類語 ほん‐きん【本金】 1 まじりけのない金。純金。2 資本金。元金。3 陶磁器の金彩色に用いる、純金に近い絵の具。王水で化学的に抽出した金を膠液にかわえきで溶いて金泥とし、高火度で焼き付ける。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「本金」の意味・読み・例文・類語 ほん‐きん【本金】 〘 名詞 〙① まじりけのない黄金。純金。[初出の実例]「本金の紙ぶすまに、羽ちょろけんのかさねぶとん」(出典:浮世草子・猿源氏色芝居(1718)五)② 元金(もときん)。資本金。本銀。[初出の実例]「若し背く者は償金として其本金を取上げ社中を除き」(出典:立会略則(1871)〈渋沢栄一〉通商会社)③ 陶磁器の上絵付顔料の一種で金の焼付に用いる。塩化金溶液を硝酸水銀で沈殿した金粉。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「本金」の解説 ほんきん【本金】 長野の日本酒。酒名は、文字が左右対称であることから裏表のない商売を心がけ、「本」物を目指し、愛飲される一番(「金」)の酒を造り続けることを願い命名。「辛口太一」は辛口の本醸造酒。ほかに大吟醸酒、純米酒などがある。平成12、15年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は美山錦など。仕込み水は霧ヶ峰の伏流水。蔵元の「酒ぬのや本金酒造」は宝暦6年(1756)創業。所在地は諏訪市諏訪。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報