無官(読み)ムカン

デジタル大辞泉 「無官」の意味・読み・例文・類語

む‐かん〔‐クワン〕【無官】

官職がないこと。「無位無官」⇔有官うかん
[類語]在野無位無冠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無官」の意味・読み・例文・類語

む‐かん‥クヮン【無官】

  1. 〘 名詞 〙 官職のないこと。また、官職についていないこと。また、官位を受けていないこと。⇔有官(うかん)
    1. [初出の実例]「大納言の大将をとり奉り給ひて治部卿になし奉り給ひつ、無官の定になし聞えまほしけれど」(出典:栄花物語(1028‐92頃)花山たづぬる中納言)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐定公四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「無官」の読み・字形・画数・意味

【無官】むかん

無位。

字通「無」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android