幽艶(読み)ユウエン

デジタル大辞泉 「幽艶」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えん〔イウエン|イウヱン〕【幽艶/幽×婉】

[名・形動]奥ゆかしく美しいこと。また、そのさま。「―な容姿
[類語]哀婉哀艶婉然婉美婉麗清婉凄婉優婉妖婉

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精選版 日本国語大辞典 「幽艶」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えんイウ‥【幽艷・幽婉ヱン】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) やさしく美しいこと。奥ゆかしく美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「况於幽艷之身哉」(出典:右記(1192))
    2. 「光源氏の物語。言葉幽艷をもととして」(出典:大観本謡曲・夕顔(1423頃))
    3. [その他の文献]〔劉言史‐買花謡〕

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