精選版 日本国語大辞典 「広さ」の意味・読み・例文・類語 ひろ‐さ【広さ】 〘名〙 (形容詞「ひろい」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの)① 面積が広いこと。また、その度合。間口・幅の大きさなど。※書紀(720)大化二年三月(北野本訓)「上臣の墓は、其の内の長さ濶(ヒロサ)及び高さは皆上に准へ」② 規模や範囲などが大きいこと。いろいろな方面に行き渡っていること。また、その度合。※「細雪」の褒貶(1950)〈山本健吉〉「むしろ女としての博さによって完璧な女人像となってゐる」③ 寛大であること。了見が広いこと。また、その度合。※古本説話集(1130頃か)二〇「ゆゆしかりけるものどもの、心のおほきさ、ひろさかな」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報