デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広瀬王」の解説 広瀬王 ひろせおう ?-722 飛鳥(あすか)-奈良時代の官吏。天武天皇10年(681)川島皇子,忍壁(おさかべ)皇子らと帝紀(ていき)や上古諸事(本辞(ほんじ)・旧辞(きゅうじ)など)の編修に参加。新都造営地を視察し,持統(じとう)天皇伊勢(いせ)行幸の留守官,同太上天皇葬儀の御装司副(みよそおいのつかさのすけ)をつとめ,和銅元年大蔵卿(おおくらきょう)となった。小治田(おわりだの)広瀬王の名で「万葉集」に1首のる。養老6年1月28日死去。広湍王ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例