広部鳥道(読み)ひろべ ちょうどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広部鳥道」の解説

広部鳥道 ひろべ-ちょうどう

1822-1881 幕末-明治時代儒者
文政5年生まれ。越前(えちぜん)福井藩士。陽明学に精通した。安政のころ横井小楠(しょうなん)と論争し,「機務或問(わくもん)三策」をあらわす。明治元年藩主に攘夷(じょうい)を建言して幽閉される。のち京都でおしえた。明治14年10月1日死去。60歳。名は良知著作に「酔華吟」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android