庄内遺跡(読み)しようないいせき

日本歴史地名大系 「庄内遺跡」の解説

庄内遺跡
しようないいせき

[現在地名]豊中市庄内幸町四丁目

千里丘陵南西部の平野に位置する遺跡で、昭和初年に弥生式土器古墳時代土師器などが出土した。弥生式土器のなかには、前期にさかのぼるものも含まれていたが、主体をなすのは後期以降のものであり、そのうち一群の土器は、弥生時代後期、畿内第五様式土器と古墳時代前期の土師器である布留式土器間隙をうめる土器様式として認定され、庄内式の名が提唱された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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