庄和町(読み)しようわまち

日本歴史地名大系 「庄和町」の解説

庄和町
しようわまち

面積:二八・五四平方キロ

北葛飾郡の中央部を占め、東は江戸川を境に千葉県東葛飾郡関宿せきやど町・野田市、西は庄内古しようないふる川を境に杉戸すぎと町・春日部市、北部も杉戸町と接し、南は松伏まつぶし町で、東西を河川に挟まれている。町の東部には江戸川に沿って同川開削により分離された下総台地の西端部分である宝珠花ほうしゆばな台地金杉かなすぎ台地があるが、町域の大部分沖積低地である。標高は宝珠花台地が一〇―一一メートル、金杉台地は一三―一五メートル、低地が四―六メートルである。自然堤防庄内古川沿いを中心にみられるが、あまりよく発達していない。用水用水が台地および江戸川に沿って、木津内きづうち用水は町のほぼ中央を、ともに南北に流れる。町の西部を南北に国道四号、ほぼ中央を東西に国道一六号が通り、下柳しもやなぎ地区で交差する。県道関宿―庄和―松伏線は中央を南北に走り、江戸川に架かる宝珠花橋には次木つぎき―杉戸線、西宝珠花―春日部線、西宝珠花―屏風びようぶ線が集まる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報