不用になった油。用済みの油(自動車潤滑油、揚げ物油など)のほか、油混じり廃水(機械製造、石油精製、食肉加工、厨房(ちゅうぼう)などからの廃水、油槽船平衡水排水、油圧機器漏洩(ろうえい)油など)から分離した油などを総称する。廃水中の油は、(凝集)浮上、吸着などの方法によって分離しうる。廃油は精製して利用するか焼却処分に付す。これら廃油のほか、事故による流出油(貯油槽、油槽船からの)などが水域に流出すると、油膜として水面を覆い、水面の曝気(ばっき)阻害による水中酸素の減少、水鳥や水生動植物の死滅、海岸の汚損などをもたらす。動植物油は時間を経て分解されるが、鉱物油(石油類)は容易に分解されず、廃油ボールなどを形成して汚濁影響は長期間続く。
[小林三樹]
米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加