延命法(読み)エンメイホウ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「延命法」の意味・読み・例文・類語

えんめい‐ほう‥ホフ【延命法】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。密教で寿命を延ばし、増益智慧(ちえ)敬愛を得ることを祈願する二種の修法。単に延命法というときは、金剛薩埵(こんごうさった)を本尊とする修法と、普賢菩薩(ふげんぼさつ)を本尊とする普賢延命法を指す。そのほか如法延命法などがある。
    1. [初出の実例]「又下知近江国。禁諸殺生。縁梵釈寺修延命法故也」(出典続日本後紀‐嘉祥三年(850)二月甲寅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む