延見(読み)エンケン

デジタル大辞泉 「延見」の意味・読み・例文・類語

えん‐けん【延見】

[名](スル)呼び寄せて面会すること。引見。
「独りペロピダスを、其の朝廷に―し」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「延見」の意味・読み・例文・類語

えん‐けん【延見】

  1. 〘 名詞 〙 呼び寄せて面会すること。引き入れて対面すること。引見。接見
    1. [初出の実例]「新僧正入延見間、費詞巧心相宥了」(出典経覚私要鈔‐康正二年(1456)四月三日)
    2. [その他の文献]〔漢書‐金安上伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「延見」の読み・字形・画数・意味

【延見】えんけん

引き入れて会う。引見。〔漢書、金安上伝〕太皇大后、數(しばしば)正殿に臨み、群臣見し、禮經をす。

字通「延」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android