デジタル大辞泉 「弁口」の意味・読み・例文・類語 べん‐こう【弁口/×辯口】 口のきき方。また、口先のうまいこと。「彼女の名前を聞いた刹那の健三は、すぐその―に思い到った」〈漱石・道草〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弁口」の意味・読み・例文・類語 べん‐こう【弁口・辯口】 〘 名詞 〙 口のききかた。ものの言いぶり。また、口が達者なこと。弁舌が巧みなこと。べんくう。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「佞者とは有二辨口一者ぞ」(出典:足利本論語抄(16C)先進第十一)[その他の文献]〔史記‐范雎伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例