デジタル大辞泉 「引締る」の意味・読み・例文・類語 ひき‐しま・る【引(き)締(ま)る】 [動ラ五(四)]1 たるみがなくなり、固く締まる。「―・った筋肉」2 緊張してしっかりする。「身の―・る一瞬」3 相場が上がり気味になる。「低迷していた相場が―・る」[類語]締まる・緊張・張り詰める・気を張る・箍を締める・襟を正す・テンション 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「引締る」の意味・読み・例文・類語 ひき‐しま・る【引締】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① ぎゅっと強くしまる。ぴんと張りつめたようになる。[初出の実例]「秋と云ふ引き締った感じが」(出典:断橋(1911)〈岩野泡鳴〉一)② 心や体にゆるみ、たるみがなくなる。緊張する。しゃっきりする。[初出の実例]「引締った考へ持たず」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉四四)③ 相場が上向きになる。値が上がりぎみになる。[初出の実例]「東京物価表〈略〉二番は又引締りぼつぼつ買進み」(出典:朝野新聞‐明治一五年(1882)四月一三日・附録) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例