弘安寺跡(読み)こうあんじあと

日本歴史地名大系 「弘安寺跡」の解説

弘安寺跡
こうあんじあと

[現在地名]満濃町四条 本村

本村ほんむらにあり跡地にはたて薬師堂が建つ。立薬師の本堂は旧弘安寺の講堂跡と思われる土壇を南へ拡張して、その上に建てられている。拝堂床下と本堂の西に一四個の大きい礎石が残っていて、動かされていない礎石間の距離は二・一メートルである。土壇上の旧建物はほぼ南面し、那珂なか郡の条里の方向とはわずかに西に傾いているので、当寺は条里が実施される以前に建立されたと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む