共同通信ニュース用語解説 「強制不妊手術の救済法」の解説
強制不妊手術の救済法
旧優生保護法は「不良な子孫の出生防止」を掲げ、障害や疾患のある人への不妊手術を認めていた。1996年に障害者差別に当たる条文を削除し、母体保護法に改正。国の統計では不妊手術を受けたのは約2万5千人で、うち約1万6500人は強制だったとされる。2018年1月以降、国家賠償請求訴訟が相次ぎ、一時金320万円を支給する被害者への救済法が昨年4月24日に議員立法で成立、即日施行された。訴訟はその後も各地で続いている。
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