当麻曼荼羅縁起絵巻(読み)たいままんだらえんぎえまき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「当麻曼荼羅縁起絵巻」の意味・わかりやすい解説

当麻曼荼羅縁起絵巻
たいままんだらえんぎえまき

奈良当麻寺伝存の『当麻曼荼羅』にまつわる中将姫説話絵巻としたもの。 13世紀中頃の作。紙本着色,2巻。鎌倉の光明寺蔵。国宝。料紙を縦長に用いた大型の絵巻であるのが特色。絵は作り絵的な表現,線描を主とした表現,仏画的な表現の3様を対象によって描き分け,構成も巧みで物語にふさわしい気高く清澄な趣がある。詞書は後京極様の能筆

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む