当麻曼荼羅縁起絵巻(読み)たいままんだらえんぎえまき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「当麻曼荼羅縁起絵巻」の意味・わかりやすい解説

当麻曼荼羅縁起絵巻
たいままんだらえんぎえまき

奈良,当麻寺に伝存の『当麻曼荼羅』にまつわる中将姫の説話を絵巻としたもの。 13世紀中頃の作。紙本着色,2巻。鎌倉の光明寺蔵。国宝。料紙を縦長に用いた大型の絵巻であるのが特色。絵は作り絵的な表現,線描を主とした表現,仏画的な表現の3様を対象によって描き分け,構成も巧みで物語にふさわしい気高く清澄な趣がある。詞書は後京極様の能筆。

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