役使(読み)エキシ

デジタル大辞泉 「役使」の意味・読み・例文・類語

えき‐し【役使】

[名](スル)命じて召し使うこと。
「その業益々熾盛にして、許多工人を―し」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「役使」の意味・読み・例文・類語

えき‐し【役使】

  1. 〘 名詞 〙 命令して、追いたて使うこと。使役
    1. [初出の実例]「古記云、苦使、謂役使一種也」(出典:令集解(868)僧尼)
    2. [その他の文献]〔管子‐軽重丁〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「役使」の読み・字形・画数・意味

【役使】えきし

使役する。〔管子、軽重丁〕、馬謂の陽(みなみ)・牛山の陰(きた)に鬪ふ。管子~桓に復(まう)して曰く、天、をして君の郊に臨ましむ~と。~此れ天威に乘じて天下を動かすのなり。故に智は鬼を役し、而して愚は之れを信ず。

字通「役」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android