役米(読み)ヤクマイ

デジタル大辞泉 「役米」の意味・読み・例文・類語

やく‐まい【役米】

江戸時代幕府中間ちゅうげん小者など最下級の者に支給された俸禄

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精選版 日本国語大辞典 「役米」の意味・読み・例文・類語

やく‐まい【役米】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸幕府が、最下級の家臣である中間(ちゅうげん)、小者などに与えた役俸
    1. [初出の実例]「御旗指之者役米十五俵」(出典:吏徴(1845)下)
  3. 江戸時代、検地帳にも登載されていない村落周辺の土地に賦課した雑税。野役米、草役米などがある。やくえい。〔地方凡例録(1794)〕
  4. 営業税に相当する雑税。米または金銭で上納する。

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百科事典マイペディア 「役米」の意味・わかりやすい解説

役米【やくまい】

江戸幕府が中間・小者など最下級のものに与えた役俸。たとえば旗持には役米15俵。

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