後びさり(読み)アトビサリ

精選版 日本国語大辞典 「後びさり」の意味・読み・例文・類語

あと‐びさり【後びさり】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「あとじさり(後退)」の変化した語 ) =あとずさり(後退)
    1. [初出の実例]「差汐にするせんごりは跡ひさり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)仁五)
  3. 蛛形(しゅけい)類、カニムシ目に属する小動物の俗称。木の皮や落葉の下にすみ、小昆虫を捕食し、危険を感じると「あとずさり」するのでこの名がある。ダニに似るが、サソリのように大形のはさみ形の触手をもつ。本州に広く分布
  4. 昆虫「ありじごく(蟻地獄)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む