絵巻。3巻。重要文化財。東京国立博物館蔵。源義家(よしいえ)が奥州の清原(きよはら)氏を討伐した後三年の役に取材したもの。もと四巻ないし六巻本であったが、冒頭の部分が失われたとみられる。現存部分は、清原家衡(いえひら)が金沢柵(かねさわのさく)で義家と対陣する段から、義家が家衡を平定して京都に帰る段までを描いている。人物、甲冑(かっちゅう)などに精細な筆が用いられるが、構図が単調で変化に乏しい。鎌倉後期(14世紀)の制作で、奥書により絵は飛騨守惟久(ひだのかみこれひさ)の筆とわかる。なおほかに序文1巻があり、貞和(じょうわ)3年(1347)尊円親王の筆と伝えられる。
[村重 寧]
『小松茂美編『日本絵巻大成15 後三年合戦絵詞』(1977・中央公論社)』
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...