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後世派 ごせいは

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

後世派
ごせいは

漢方の流派の一つ。 17世紀に興った古方派と区別するために与えられた名称で,中国の金・元時代の医学を宗とする人々である。田代三喜を学祖とする。田代は 12年に及ぶ明国留学より帰朝したのち,当時中国で支配的であった李朱医学を日本に伝えた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の後世派の言及

【漢方薬】より

…戦国時代の国情は金元医学の成立した中国の状態と共通点が多く,移入された医学は日本によく適応し,同化されて日本独自の発達を遂げた。室町中期,明から帰朝した田代三喜(たしろさんき)と,その弟子曲直瀬道三(まなせどうさん)によって当時の中国医学が広められ,後に,後世派と呼ばれる一派が成立した。江戸時代になると儒教・国学が盛んとなり復古思潮が普及し,医学もこの影響を受けて名古屋玄医などが経験を重んずる中国医学の原点の《傷寒論》にもどることを主張した。…

【古医方】より

…古方(派・家)ともいう。これに対し金元医学にもとづく流派を後世派(家)という。後世派が宋代儒学の理気・性理説と思想的基盤を共通にする医学理論に支配されて,しだいに難解・抽象的理論が先行し,思弁にはしり,観念的となって臨床上の現実から遊離し,論と術がかみ合わなくなったので,それをしりぞけ,現実に即した新しい医学の建設を目指して生まれたのが古医方である。…

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