ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「後世派」の意味・わかりやすい解説
後世派
ごせいは
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…戦国時代の国情は金元医学の成立した中国の状態と共通点が多く,移入された医学は日本によく適応し,同化されて日本独自の発達を遂げた。室町中期,明から帰朝した田代三喜(たしろさんき)と,その弟子曲直瀬道三(まなせどうさん)によって当時の中国医学が広められ,後に,後世派と呼ばれる一派が成立した。江戸時代になると儒教・国学が盛んとなり復古思潮が普及し,医学もこの影響を受けて名古屋玄医などが経験を重んずる中国医学の原点の《傷寒論》にもどることを主張した。…
…古方(派・家)ともいう。これに対し金元医学にもとづく流派を後世派(家)という。後世派が宋代儒学の理気・性理説と思想的基盤を共通にする医学理論に支配されて,しだいに難解・抽象的理論が先行し,思弁にはしり,観念的となって臨床上の現実から遊離し,論と術がかみ合わなくなったので,それをしりぞけ,現実に即した新しい医学の建設を目指して生まれたのが古医方である。…
※「後世派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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