後方勤務(読み)コウホウキンム

デジタル大辞泉 「後方勤務」の意味・読み・例文・類語

こうほう‐きんむ〔コウハウ‐〕【後方勤務】

第一線現場から離れた勤務
軍隊で、戦闘部隊を後方から支援する勤務。

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精選版 日本国語大辞典 「後方勤務」の意味・読み・例文・類語

こうほう‐きんむコウハウ‥【後方勤務】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 戦線の後方で、前線部隊を給養補充衛生守備などで支援する勤務。
    1. [初出の実例]「是を方今の軍隊組織に譬ふれば〈略〉作事方は非戦闘員にして坑夫の為めに後方勤務を為すものの如く」(出典:社会百方面(1897)〈松原岩五郎〉足尾銅山)
  3. 一般に、第一線の現場から離れて行なう勤務。
    1. [初出の実例]「後方勤務(コウハウキンム)〈略〉今は、転意して、黒幕になって尽力することを後方勤務といふ」(出典:改訂増補や、此は便利だ(1918)〈下中芳岳〉四)

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