後栄(読み)コウエイ

デジタル大辞泉 「後栄」の意味・読み・例文・類語

こう‐えい【後栄】

後日繁栄将来栄華
「―をする御謀はかりごとをめぐらさるべし」〈太平記・二八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後栄」の意味・読み・例文・類語

こう‐えい【後栄】

  1. 〘 名詞 〙 後日の栄華。のちのさかえ。子孫のさかえ。
    1. [初出の実例]「衰老難後栄」(出典明月記‐元久元年(1204)二月二〇日)
    2. 「天下の怨敵を追討し、先亡の遺名をすすぎ、後栄(コウヱイ)の期をぞはかりける」(出典:信長記(1622)一上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android