後産期(読み)こうさんき

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

後産期
こうざんき

胎児娩出(べんしゅつ)後、胎児の付属物である胎盤、臍帯(さいたい)、卵膜が娩出される(後産(あとざん))までの時間をいい、分娩第3期ともいう。この時期には、陣痛によって胎盤が子宮壁から剥離(はくり)し、娩出されてくる。この間は約10分間であり、分娩時の出血はほとんどこの時期に生ずるので、胎盤娩出を早めて出血量を減少させる目的で子宮収縮剤が用いられることが多い。[新井正夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の後産期の言及

【出産】より

…極期は短時間であり,下降期は比較的長く,収縮持続時間は110~120秒である。分娩陣痛は時期により第1期(開口期)陣痛,第2期(娩出期)陣痛,第3期(後産期)陣痛に分けられる。また陣痛の強さは子宮内圧によって表現される。…

※「後産期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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