日本大百科全書(ニッポニカ) 「御岳渓谷」の意味・わかりやすい解説 御岳渓谷みたけけいこく 東京都青梅市(おうめし)の西部、JR青梅線沢井(さわい)駅から御嶽(みたけ)駅南方にかけての多摩川の渓谷で、沢井駅南の吊(つり)橋の楓(かえで)橋から上流の御岳橋までの約4キロメートルをいう。関東山地を深く侵食した渓谷で、両岸に遊歩道があり、四季を通じて山水の美が楽しめる。御岳橋のたもとに1961年(昭和36)開館の玉堂美術館(ぎょくどうびじゅつかん)があり、その庭園は京都の龍安寺(りょうあんじ)を模したという。楓橋の南詰めに中国蘇州(そしゅう)の寒山(かんざん)寺を模した大日本寒山寺がある。[沢田 清] 御岳渓谷 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「御岳渓谷」の解説 御岳渓谷 東京都青梅市西部、秩父多摩甲斐国立公園に属する一級河川多摩川の渓谷。青梅線御嶽駅周辺の渓流は、1985年、環境庁により名水百選のひとつに選定されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の御岳渓谷の言及 【多摩川】より …中下流を中心とした広大な河川敷は京浜のレクリエーションの場であり,数多くの公園と運動場が作られている。また奥多摩と呼ばれる上流部には御岳(みたけ)渓谷などがあり,重要な観光資源ともなっている。【大矢 雅彦】。… ※「御岳渓谷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by