御幸塚城跡(読み)みゆきづかじようあと

日本歴史地名大系 「御幸塚城跡」の解説

御幸塚城跡
みゆきづかじようあと

[現在地名]小松市今江町

今江いまえ潟と木場きば潟に挟まれた低丘陵上(標高二一・五メートル)にあり、城山・水の手土塀・馬かけ場などの地名が残る。昭和四〇年代頃までは空堀や郭跡の痕跡をとどめたが、現在は学校や住宅などが立並び往時面影はほとんどない。「加賀志徴」は「凡本丸東西五十四間、南北二十五間。二丸は本城を回環す。其内南は東西三十六間に南北三十八間也。北は東西一百二十間に南北三十一間也。西は東西三十六間に南北二十五間也。正門は山に面す。又後廓と見え、南北三十間に東西三十間あり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android