御座の間(読み)ござのま

精選版 日本国語大辞典 「御座の間」の意味・読み・例文・類語

ござ【御座】 の 間(ま)

天皇摂関将軍などの出御(しゅつぎょ)座席を設けた部屋。また、摂関、将軍などの平常居室御座所(ござしょ)
吾妻鏡‐建長四年(1252)四月一四日「将軍家〈御直衣〉出御寝殿南面、土御門宰相中将〈顕方卿。直衣〉自西方参進。揚御座間并左右二間御簾

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御座の間」の意味・読み・例文・類語

ござ‐の‐ま【御座の間】

貴人着座する正面の間。
貴人のふだんいる部屋。御座所。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android